麻酔科指導医更新申請について
麻酔科指導医(以下指導医)は、「認定制度細則麻酔科指導医に関する細則」に則って審査されます。手続きにあたり、下記要領に従って申請して下さい。
なお、下線の部分の申請書類はダウンロードできます。
申請要領
申請資格
1) 現に指導医の資格を有し、その有効期間が終了する年度に達していること。
2) 指導医の資格を取得後、引き続き麻酔科関連業務に専従していること。
3) 更新申請する年の5年前の4月1日から更新申請する年の3月31日までに相当の
診療実績があり、かつ所定の学術集会等への参加実績および指導実績があること。
*注...専従とは以下に掲げる業務に週3日以上携わっていることをいい、業務に
従事する施設は複数にわたることができます。
ただし、基礎的研究にのみ従事している期間は除きます。
(1) 周術期における麻酔管理に関する臨床または研究
(2) 疼痛管理に関する臨床または研究
(3) 集中治療部、救急施設等における重症患者の管理に関する臨床または研究
(4) 中央手術部業務
※研究(国内・海外留学)に携わっている場合は、研究内容の説明(任意様式)・
在籍証明書・研究業績(論文のコピー等)を提出してください。
※ 施設長(大学学長、医学部長、病院長)またはこれに準ずる職責にあり、麻酔および
麻酔管理業務の統括を行っているものは指導者としての実績を考慮し、上記麻酔科
関連業務への専従規定を免除されます。
申請の受付期間
指導医の有効期間が終了する前年の9月1日~10月31日です。
更新対象者へは事務局より連絡します。
申請手続に必要なもの
1) 指導医更新認定申請書
2) 職務経歴書のコピー
・更新申請する年の5年前の4月1日から申請時現在に至る経歴の記載と、施設長の
署名と公印の捺印が必要です。
・施設長が勤務当時と申請時現在で異なる場合は、申請時現在における当該施設の
施設長の署名と公印の捺印で結構です。
・ ご自身が施設長の場合は、自署の上、公印を捺印して下さい。
注)職務経歴書における公印の捺印は、全て施設の公印になります。
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3) 麻酔経歴書のコピー
・更新申請する年の5年前の4月1日から申請時現在に至る経歴の記載と、麻酔科
責任者の署名と捺印が必要です。
・麻酔科責任者が勤務当時と申請時現在で異なる場合は、申請時現在における
当該施設の麻酔科責任者の署名と捺印で結構です。
・ご自身が麻酔科責任者の場合は、施設長の署名と捺印が必要です。
4) 臨床実績報告書5年分のコピー(各年度、各施設毎に作成したもの)
5) 指導医実績目録のコピー
*原本が必要なのは、1)の「申請書」のみです。
その他の書類の原本はお手元に保管しておいて下さい。
*職務経歴・麻酔経歴がない期間や麻酔科関連業務に専従できない期間に
ついては、申請者の署名・捺印による理由書を添付して下さい。理由書の
様式は下記「関連書類:別紙① 職務経歴書 について」を参照して下さい。
審査の方法
原則として書類審査ですが、認定審査委員会が必要と判断したときには、
実地審査をすることがあります。
審査料
『生涯教育ハンドブック』に同封されている所定の振込用紙で審査料20,000円を払い込んで下さい。(ハンドブックをお持ちでない方は、お手数ですが学会事務局に振込用紙をご請求下さい。)
提出方法
任意の封筒をお使いいただき、必ず、『指導医更新申請用』と朱書きの上、
原則として簡易書留もしくは宅配便でご送付下さい。
登録手続
認定審査委員会委員長からの認定通知を受領後、指導医登録料10,000円を
払い込んで下さい。登録料の払込を確認後、年度末に認定証を送付します。
登録日は、認定審査に合格した年度の翌年度4月1日となります。
申請書類記入要領
1. 申請書
1) 会員番号:日本麻酔科学会からの送付物の宛名シールに記載されています。
もしくは学会ホームページの名簿を確認して下さい。
2) 電話番号:市外局番から記入して下さい。
2. 臨床実績報告書
米の子供の肥満
臨床実績報告書には麻酔科責任者の署名が必要です。ただし、ご自身が麻酔科
責任者の場合は、自署して下さい。
ペインクリニックの場合は、1患者を1症例とします。
集中治療の場合は、1患者の主な疾患の術後管理を1症例とします。
3. 指導医実績目録
単位については、上記の【参考)単位表(最新版)】のPDFファイルをご参照下さい。
1) 学術集会等への参加による実績......40単位
・学術集会等への参加による実績は、全て日本麻酔科学会が主催する学術集会
への参加による実績によること。
また少なくとも1回は、日本麻酔科学会年次学術集会への参加による実績で
なければなりません。
2) 指導実績......40単位
・指導実績は①研究指導実績、②臨床指導実績、③医師指導実績、④教育実績、
⑤社会活動実績の組み合わせになります。
・40単位には、必ず①研究指導実績10単位を含まなければなりません。
・①研究指導実績は最大30単位まで使用できます。30単位以上は認められません。
・①研究指導実績以外の不足する単位は、②~⑤のいずれか、あるいは複数の組合せによって充たす必要があります。
①研究指導実績(10単位は必須。最大30単位まで。)
※研究指導実績単位は筆頭発表者、共同発表者の区別なく、単位表に掲げる
単位を算定できます。
②臨床指導実績
臨床指導実績の算定については下記算定例をご参照下さい。
臨床指導実績表は下記からダウンロードできます。ダウンロードが出来ない環境に
ある方は事務局までお問い合わせ下さい。
※算定表は麻酔科以外に独立した科がある場合でも1施設1枚
ですのでご注意ください。
③医師指導実績
医師指導実績は、専門医、指導医以外の麻酔科業務に従事する医師(被指導者:
研修医も含む)の指導に対して、下記算定例に基づき算定します。医師指導実績表は
下記からダウンロードできます。ダウンロードができない環境にある方は事務局まで
お問い合わせ下さい。
※算定表は麻酔科以外に独立した科がある場合でも1施設1枚
ですのでご注意ください。
不安の組織
④教育実績
教育実績は、申請者が医学生や医療従事者等に講義や実習指導を行ったとき、
算定します。講義や実習指導の対象が異なれば、それぞれを算定できます。
詳しくは、下記「5. 教育実績単位について」をご参照ください。
⑤社会活動実績
社会活動実績は、市民等に対して公開講座・心肺蘇生実習指導等を行ったとき、
算定します。詳しくは、下記「6. 社会活動実績単位について 」をご参照ください。
4. 実績証明書類(コピーを送付のこと)
・ 学術集会への出席:当該学会の参加証。なお、日本麻酔科学会年次学術集会の
参加証については、2006年度以降発行しておりません。
事務局でデータ確認いたしますので、参加証のコピー添付の
必要はありません。
・ 学術集会への発表:抄録
注)証明書類として抄録と学術集会の名称、回、会期が確認できるもの(抄録の表紙またはHP)を併せてご提出ください。なお、抄録掲載ページに記載されている場合は必要ございません。
・ 学術出版物への発表:当該論文のコピーまたは別刷
注)証明書類として論文のコピーの場合、出版物の名称、発行日、号が確認できるものを併せてご提出ください。なお、論文掲載ページに記載されている場合は必要ございません。
※実績目録の番号〔1―(1)、1―(2)、2―(1)、2―(2)...〕を
右上に記載し、番号順に重ねて左上をホッチキスで留めて下さい。
5. 教育実績単位について
医学生(看護学生・医療関係学生を含む)・医療従事者(救急隊員を含む)を対象に
行った講義(チュートリアルを含む)・実習指導等の実績に対し、以下の基準で算定した
単位を申請者に与える。
(1) 申請者が医育機関に所属している場合 1単位/年
(2) 申請者が医育機関以外の施設に所属している場合 2単位/年
・一連の講義・実習に対して単位を当該年度に算定する。
・学生の講義・実習の場合には対象学年が異なればそれぞれ単位を算定できる。
・非常勤講師等で複数の施設で教育を行った場合はそれぞれ単位を算定できる。
・申請の際には、講義・実習指導を実施したことを証明する資料(実習予定表、
施設からの証明書など、コピー可)を添付しなければならない。
6. 社会活動実績単位について
市民を対象とした講演・蘇生実習指導等の社会活動の実績に対し、以下の基準で
算定した単位を申請者に与える。
社会活動実績 1活動につき2単位
・申請の際には、社会活動を実施したことを証明する資料(開催案内、主催者による
証明書など、コピー可)を添付しなければならない。
暫定申請について(更新の猶予)※2010年度より旧「特例申請」を一部変更して実施します
1. 暫定申請の該当者
①妊娠、出産、育児あるいは病気による長期療養のため、1年以上麻酔科
関連の臨床業務に従事できなかったとき
②海外研修等により1年以上海外に居住したとき
・以上に該当する方は、2年間を限度に指導医更新の猶予申請をすることが出来ます。
申請書は指導医更新特例申請書をそのままお使いいただけますが、 更新申請同様に、5年分の職務経歴書、麻酔経歴書、臨床実績報告書の提出が必要です。
・更新の猶予が認められた場合、猶予期間終了年度に更新申請をして下さい。
・更新申請の際には、必要な単位数に猶予期間1年につき5単位が加算されます。
(加算単位は「指導実績」に加えて下さい。)
2. 手続
①指導医更新特例申請書 ※診断書、出産証明書、海外研修先からの証明書等を添付して下さい。
②職務経歴書・麻酔経歴書・臨床実績報告書(5年分)
③審査料(20,000円)
更新辞退者の手続について
・指導医更新を辞退される方は、指導医辞退届を使用して手続をして下さい。
提出・問い合わせ先
〒 650-0047 兵庫県神戸市中央区港島南町1丁目5番2号
神戸キメックセンタービル3階
公益社団法人 日本麻酔科学会認定審査委員会
TEL 050-8883-7008 FAX 078-306-5946
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